BPS総合診断事業
事業説明
・企業が提供する製品・商品・サービスや持っている技術や設備は異なります。経営戦略や販売方針、人材育成の方法や業務の流れ、導入しているシステムなどは異なりますが、業種や業態を問わず、共通して持っているものが次の9項目の機能や能力です。
1.表の競争力
(1)安定した財務基盤とキャッシュ創出力
(2)製品・商品・サービスの優位性
(3)差別化された経営基盤創出力
この3項目を充実させるために行う改革を“ビジネスイノベーション”と言い、外部と比較・評価されることがあるので「表の競争力」と位置づけます。
2.裏の競争力(1)
(4)オペレーションのスピード、正確性、低コスト
(5)基幹システム(仕組み)の優位性
(6)継続的な改善力(仕組み)
この3項目は企業の業務処理能力を表し、不具合や無駄をなくし、効率よく業務を進める改革が必要なことから“プロセスイノベーション”と言うことにし、外部からは見えない企業の力であることから「裏の競争力(1)」と位置付けます。
3.裏の競争力(2)
(7)変化対応型の人材と組織運営力
(8)組織的リスクマネジメント力
(9)ITガバナンスによるシステムの優位性
この3項目は地味で目立つものではないものの、企業経営の基盤を支えるものとして仕組み化しておく必要があることから“システムイノベーション”と表現し「裏の競争力(2)」と位置付けます。
・これらの項目は、日常の業務やシステム、計画などの中に落とし込まれていますので、普段意識することはありませんが、企業の健康維持にとても大切な事項です。
・過去(実績)を把握し、未来を予想(目標)し、今を変える(事業計画や改善)フローの概念図
・企業は、自社の経営目標の実行や業績向上を目指すために経営計画や事業計画の策定を行っていますが、計画の実効性を高め、経営力を補完するためには「表の競争力」「裏の競争力」の強化が重要であると考えています。
・この「表の競争力」と「裏の競争力」が企業にどの程度根付いているかを診断する総合診断事業を「BPS総合診断」と名付けました。
・「BPS総合診断」事業では、企業と企業で働く皆さんの「明るい未来」を自らが構築していくために必要な機能が備わっているか、それらの機能が経営に十分に生かされているかを、外部の視点から評価する「表の競争力」と外部からは見えにくい内部の視点から評価する「裏の競争力」の二方向を短期の視点と中小長期の視点から診断します。
・「表の競争力」と「裏の競争力」を構築する原点である「社是」「経営理念」「経営方針」などの経営者の事業にたいする想いの存在とその存在の社内への影響力を見ていきます。