一般社団法人東京都中小企業診断士協会

社会貢献事業

社会貢献事業

中小企業診断士の社会貢献活動としては、以前から東京協会各支部が無償で実施する地域支援活動や、企業内診断士が所属する職域でのプロボノ活動等で、各会員のスキルや経験を活かした取組みがなされてきました。

その様な背景を踏まえて、東京協会では、2020年度に推進委員会を発足させ、「東京協会に所属する中小企業診断士が、自発的に協働し、社会の課題を解決するために、営利を目的とせずに行う事業活動」を「社会貢献事業」と定義し、主に、3つの事業を推進してきました。

その事業の1つが、2021年からスタートした社会貢献事業であり、東京協会が事業費の一部を補助するなどにより、活動の推進を図ってきました。

これまでに2年間の事業実績をみると、社会貢献事業の内容は以下に示した3つの事業に分類することができました。

  1. 中小企業診断士に相応しい、ビジネスの発展/改善支援事業
  2. 身近な地域のまちづくりを支援する、まちづくり/地域活性化支援事業
  3. 社会貢献事業の取組みの元となる、社会課題の発掘/事例調査・発信事業

 

事業の特色としては、昨今、注目の集まっている、SDGs(持続可能な開発目標)やESGとの親和性が見られ、従来の診断士が主体的に係わってきた「産業」や「経済」の分野に留まらず、教育、ジェンダー、まちづくり、食糧問題、環境といった幅広い分野にまで活動が広がっていることが挙げられます。

事業者、行政、支援機関の皆様においても、多岐に渡る中小診断士の活動事例を通じて、中小企業診断士の更なる可能性をご認識いただければ幸いです。

 

令和3年度社会貢献事業活動事例集

令和4年度社会貢献事業活動事例集