城東支部 阿達 道雄

 1月30日(土)に国際部主催の恒例行事である国際交流会を開催しました。
外国人ゲストと中小企業診断士の交流機会として行ってきたものですが、今回はコロナ禍の影響により、初めてのオンライン開催となりました。
診断士の参加者が70人程度、外国人ゲストの方々は、オブザーバー参加の方を含め11名に参加いただくことができました。出身国はインドネシア、ベトナム、中国、スリランカの4ケ国、業種は観光関連、飲食業、人材、IT、宝石関連などの多岐にわたる事業経営を日本で行っている方々に参加いただけました。
コロナの影響より国際間の人の動きが大きく制約を受ける中、日本でビジネスを行う外国人経営者にどのような影響を受け、対策を取っているのか? ポストコロナに向けた新しいビジネスモデルへの転換は?といったところを主要テーマとして、ゲストの体験をうかがい、各グループに分かれたグループセッションでは診断士側からのアドバイスも含めた討議を行いました。コロナ禍の影響を受けて苦しいなかでも新たな方向を含めて模索されている方、逆にここをチャンスととらえて念願の都心一等地への出店を果たした方、ITによる新ビジネス拡大を目指す方、などゲストの皆様の話は、参加した診断士メンバーにとっても参考になるものであったと思います。国際部としても外国から日本に進出されている中小企業を支援するといった形に進むべく交流のきっかけとして活用できればと考えるところです。